ゴールドカード

2.18.2011

『貴方だけの企業秘密』E社の社名の由来は「電子プリンターの息子」でした。

19:28
<2008年6月5日 22:53 新宿三井ビル内某居酒屋> 

「えっ!アメリカには違うプロファイルが入っているのですか?」
「もちろんです。紙の規格サイズも違いますし、」 
「F社のカラーフィルムもアメリカ向けに出荷しているのと乳剤が違うらしいですよ。五味さん、ロケに行ってフィルムが足りなくなて、現地で買ったフィルムを日本で現像したら全く色調が違っていたってこと経験ありませんか?」

「僕は、K社の奴隷していたからではありませんが、ぼくはフィルムの色と言うよりパッケージの色が気になって、、、」
「えっ?」
「撮影の時、何十本もF社のフィルムが積み上げられているとグリーン被するようで気分が悪いんですよ」 
「お客さん、お話中ですが当店11時までとなっておりますので、」

「えっ、もうそんな時間?」
「でも、さっき言っていた社名の由来おもしろいですね、
『電子プリンターの息子』、ほんとですか?」

「お客さんいい加減にしてくださいよ、彼女とデートあるんですから、」

10:12
皆さん何処の会社かお分かりですか?

エレクトニック・プリンターの息子、息子は英語で何と言いますか?
E社は1964の東京オリンピクで選手の記録をプリントアウトする機械を作ったそうです。
皆さんはインクジェットプリンターの会社と思っていると思いますが、
実はそれは、会社としてはメイン事業ではないそうです。
何とびっくり仰天!、世界中の何処のお店にあるレジに付いてレジシート印刷する機械のほとんどがE社製だそうですよ。

居酒屋さんとはいつもの演出で、新宿にあるE社のスペースで『子供写真教室』をしたくて、知り合いの写真家のHさんの紹介で担当者に合わせてもらった時の話しです。

『子供写真教室』の話しがどこからそうなってしまったのか、好きな視覚心理学の話しで盛り上がってその時に出てきた話しです。
こういう事いつもです。
去年も同じく写真美術館で 『子供写真教室』やりたいと言う話しに言ったらNHKでやってた「ハーバド大学のなんとかと言うの見た?」事から、
どうしてそこにたどりついたのか不明ですが最近見つけた店のキュウリ、の話しになちゅうんです。

「おい、おまえ!今日の授業は梅干しの作り方で終るのか?」

そうでした。本題に入ります。
昔学校で、教えていた時ブックの作り方に授業が、
終ったら梅干しの作りになってたんです。
はい、今日の枕は長過ぎました。

今日のお話、実は昨日の復習明日の予習です。
昨日は、日本人の色彩認知力は世界ーだと言うお話をしました。
最初の話し、「えっ!アメリカには違うプロファイルが入っているのですか?」と言う話し、E社のインクジェットプリンターの話しです。

日本人の目は繊細なので、
それだと青い目の異人さんにはフラットに見えてしまう。
そこでEしゃではアメリカ向けに彩度を上げた設定で出荷されているのだそうです。
同じくフィルムメーカーのF者のカラーフィルムは『K社の陰謀』で お話した様に欧米進出時から欧米人の目に合うよう乳剤を作って出荷していたそうです。
さすがのK社もそんな反則技だされちゃかないませんよね。
でも、K社にその反則技を見抜ける人が誰もいなかった、ウチのに作ったフィルムよりいくらか「きれいに見えるかも? 」位にしか思ってなかったんでしょうね。

もし、皆さんがアメリカ進出をお考えなら、E社のプリンターを逆輸入して使うのをおすすめします。
ヨセミテ公園の新緑の葉に乗る青虫まで写っていなければいけないと言う事はないのです。
僕が本当は天使の様に繊細なのにアバウトにしてる理由がお分かりになりましたか?

「おい、ちょっと待った!それ何処で聞いた事あるぞ!」
「えっ!ばれました?」
「黒澤明の言葉だ!」
「実は、そうなんです。『天使の様に繊細に悪魔の様に大胆に』のぱくりです」
「それだ!梅干しの作り方の授業になったヤツ」
「そうです。ブックの作り方で黒沢映画のカット割りの話ししていて、黒澤明の梅干しがすごく美味しかったって話になって、
僕も毎年梅干しを作っていてというから作り方になってしまったのです」
「おまえ、明日の授業は梅干しに作り方やれ」

みなさんレポさんがそう言うので明日は五味流梅干しの作り方をします。
なんて言ったら見てもらえないので、、、

今日はE社さんの話しを聞いたので、、、
六本木丘を越えて銀座に行ってみましょう。

明日はインクジェットの染料インクについてお話します。
ではみんなで矢野顕子さんと『丘を越えて』を歌いましょう!>>
0:17end...
but, to be continued............. 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted via email from 五味彬Says.

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