ゴールドカード

2.19.2011

『限りなく透明な空気の鏡の中から』

「限りなく透明な空気の鏡の中から』

限りなく透明な空気の鏡の中から、
自分が誰かに見つめられいるような気がする時がある。
そこにいる見知らぬ人たちの眼差しは媚を売る訳でもなく、
また、憎悪の眼差しでもない。
ただ、何かを語ろうとしているのだが、
自分にはその何かが読み取るが事ができない。

限りなく透明な空気の鏡の中から、
自分が誰かに語りかけられているような気がする時がある。
そこにいる見知らぬ人の言葉は教えを授けている訳でもなく、
また、教えを求めてる訳でもない。
ただ、何かを語ろうとしているのだが、
自分にはその何かが聴き取る事ができない。

限りなく透明な空気の鏡の中から、
自分が誰かに問いかけられているような気がする時がある。
そこにいる見知らぬ人の問いかけは答えを求めている訳でもなく、
また、答えを強いているわけでもない。
ただ、何かを問いかけているのだが、
自分にはその答えが何かが見つける事ができない。

限りなく透明な空気の鏡の中にいる誰かに
同じ眼差しをし、同じ様に語りかけし、
同じ様に問い掛けをしても、
限りなく透明な空気の鏡の中にいる誰かは
限りなく透明な空気の鏡の中で
同じ眼差しをし、同じ様に語りかけ、
ただ、同じ問いを繰り返すばかりだ。

 

 

 

 

Posted via email from 五味彬Says.

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